『アマルフィ 女神の報酬』 大ヒット舞台挨拶
in 川崎
2009年 8月 2日 (日)


平日発売の今回のチケットは、
開店時間ギリギリにダメ元でぴあへ行ったのですが、
ぴあの敏腕お姉さん(笑)のおかげで、なんとか
無事に確保♪
(田舎だから成せる技ですね(^^;;)

その後もいろいろ迷った末、
やはり大ヒットはお祝いしたいと思い、行くことを決意。

今回はリッチに(?)往復新幹線を予約♪
(それが後々、仇となる…/謎爆)




アマルフィ特別パネル展

今回は上映開始時間も遅めで、交通機関も新幹線にしたので、
余裕を持って朝9:00過ぎに仙台駅を出発。

曇り空だった仙台から東京へ近づくにつれて、小雨がポツポツと…。
うーーん、でも、織田さんがお仕事の時に雨はあり得ない!
きっと、夕方は晴れるんだわ♪と信じて、川崎へと向かう(笑)


12:00過ぎに、川崎駅で織田友さんと待ち合わせて、
その足で、今日の会場であるチネチッタのある『ラ チッタデッラ』へ。
目的はもちろん、ラ チッタデッラで開催されているという、
『アマルフィ』公開記念キャンペーンパネル展♪


公開記念特別パネル展、開催中♪
と言っても、特別にギャラリーがあるわけではなく・・・

 
なんと!このショッピング街のあちこちに、
『アマルフィ』劇中のスチール写真が飾ってある、という催しでした。
街全体が、アマルフィ祭り(笑)

 
こんな感じで、各店のガラス窓や扉にもちょこちょこと。


ショーウィンドウ全体に、屏風型大型POPをドーン!と飾ってる酒屋さんも(笑)


イタリアンカーペット!?

パネル展(てゆーかスチール展/笑)を見ながらひとしきり散策した後、
腹ごしらえにランチのできるお店を探す。
やっぱイタリアンがいいな〜と思ったのですが、ここは場所柄、どこ見てもイタリアンだらけ(爆)
待ち時間ありのお店は避けて、並ばずに手軽に食べられそうなお店へ。


アリアッチ(←名前の語幹がカワイイ/笑)の、パスタランチ。
パスタは、しらすとキャベツのペペロンチーノ。(1,000円也)
ボリュームもあって、美味しかった〜♪
ただガーリックが結構効いてたので、映画館で隣席の方ごめんなさいという感じ(爆)


14:00過ぎ。 ランチ&おしゃべりも終わりかけた頃、なにやら外に異変があることに気付く。
急いで会計を済ませ、外に出ると…


赤・白・緑の、イタリアンカーペットだぁ!(◎o◎)
これってもしかして…


立っていた警備員さんに聞いてみると、やはり、織田さんたちがここを歩く予定らしい!?
すごーい! サプライズイベントだわ〜〜(゚∀゚)
まだ人も少ないから、今からなら最前列に並べそう♪


けど、このイベントの時間を聞いてみると…
映画の上映時間にかぶってるではないか( ̄□ ̄|||!

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜む。

お友達が映画館のスタッフさんに問い合わせたところ、
一応、舞台挨拶の時に入れるような案内はしてくれるらしい。

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜む。

正直揺れたのですが、やはり、2時間席を空けるのが忍びないのと、
なんやかや言われるのもメンドーだったので(爆)、後ろ髪をひかれながらも映画館へ(^^;;


チネチッタ
この映画を上映するのにふさわしい名前の映画館ですね♪


劇場内へ入ると、案の定、空席だらけ(爆)
上映時間とイベント時間が重なってないとよかったのにねぇ…。
でも、今日は強行スケジュールみたいだったから、仕方ないのかな(´・ω・`)

まぁおかげさまで、7回目の『アマルフィ』
周りを気にすることなく、のめり込んで鑑賞できましたが(笑)


舞台挨拶

16:50。
上映終了と同時に、マスコミとイベントに参加したお客さんたちがドッと入ってくる。

5分後、フジテレビの島田彩夏アナが司会進行役としてご挨拶。
そして早速、織田さん天海さん西谷監督の3人が、
向かってステージ右端の出入口から登場〜♪

(以下、言い回しなど実際と異なるところがあるのはご了承ください。 詳細は公式HPのレポにてどうぞ。)


 織田 「ただいま。」

客:「おかえりー!!」

 織田 「なんか照れくさいですね(笑) 地元の川崎ということで…
     今日は川崎の方ですよね?」


ザワザワ…笑い。

 織田 「違うの? いろんなところから来てらっしゃってるんですね(笑)
     この『アマルフィ』、いかがでしたか?」


拍手!

 織田 「『アマルフィ ビギンズ』はご覧になりましたか? 観た方は…?」

チラホラ手が上がる。

 織田 …38%ぐらいかな(爆)
     観た方は、なんで黒田がこんなことしたのかなというのが
     わかると思うんですけど、観てない方は、何の話かわからないと思います。
     『ビギンズ』を観ると、この作品がよりわかりますので。
    
(『ビギンズ』を)観てあげようかな〜という方は…?」

客席、ビミョーな反応(爆)

 織田 「あんまいないですか? もーいいや、と(笑)」

いや、ドコモユーザーじゃないんじゃ…?(^^;;

 織田 「見方を変えて、いろんな人物の気持ちになって観て頂ければ、
     僕らも
3ヵ月間ローマで頑張った事が報われるかなと思いますので、
     是非また楽しんでください。 今日はありがとうございました。」



次に天海さんのご挨拶。

 天海 「こんにちは、天海祐希です。
     娘が誘拐されて、自分を保つために肩肘を張るけど、
     ちょっとずつ崩れていきかける、運命に翻弄される矢上紗江子を演じました。
     私ね、『BOSS』とか強いタイプの女性だと思ってらっしゃるでしょうけど、
     あれ(矢上紗江子)がホントです

客:「えぇーーー?(爆)」

 天海 「えぇーーー?って(笑)
     こんなふうに矢上紗江子を演じられたのは、ここにいるお二人、
     そして一緒に頑張ってくれた皆さんのおかげです。
     皆さんもう一度、ご近所、お友達、ご主人と、是非デートで…

客:「やだ〜〜〜」

 天海 「やだって(笑) あなたの“黒田”ですよ! 横にいるのが。」

…と、天海さんが横を向くと、織田さんが苦笑しながら、いたたまれない感じで後ろ向きになる(笑)

 天海 「すいません、そんなつもりじゃなかったんですけど(笑)
     私にとっても大事な作品ですので、
     皆さんの心の中にも『アマルフィ』が残るといいなと思っています。
     もし続編があったら、私は出られるかわかんなけど…」

客:「出てぇーーー♪」

 天海 「あ、ありがとうございます。 じゃあそれをお伝えして頂いて…(笑)
     是非、黒田の続編が見たいと思われましたら、
     声を大きく上げて頂けたら、実現するんじゃないかと思いますので。
     今日は本当にありがとうございました。」

自分は出られるかわかんないのに、わざわざ黒田の続編をPRしてくれる天海ねーさん、やっぱいい人だなぁ(*^^*)


次に西谷監督。

 西谷 「西谷です。 ありがとうございます。
     今日は、川崎に温かく迎えられて、大変感謝しています。」


質疑応答コーナー

今日で観客動員150万人突破ということで、
「そのことについてどう思われますか?」という島田アナの質問に、

 織田 「感無量で嬉しいです。 特に今回は、50年に1回の映画だと思っていたので、
     本当に嬉しいです。 言葉にならないです。」


「こうなることを予想してましたか?」という質問に、
質問の意図がよく掴めなかったのか、緊張されていたのか、
なんだかめずらしくしどろもどろになった天海さんでしたが、

 天海 「私自身とてもワクワクして…はい、予想はしてました!」

と、強引にまとめてました(^^;;

 西谷 「去年の今頃、ちょうどロケハンに行ってたんですけど、
     その時は、海のものとも山のものともつかない感じで、
     一体どうなるんだと思ってましたが、
     (観客動員)150万人というのは…今、しびれてます。」


次に、役作りの苦労について。

島田 「こんな黒田を見て欲しい、などマニアックな見方がありましたら。」

 織田 「マニアックな黒田っていうと…例えば、靴履いて寝てるとか? わかりました?」

客:「わかったー!」

 織田 「よく見てますねぇ! 1カットしかないんですけど(笑)」

役作りのためにイタリアの外交官とお話をさせて頂いた、という話の後、

 織田 「いつもなら、(役作りでは)“伝える”っていう作業をするけど、
     今回はそれだけじゃダメで。
     この人何考えてるの?ってことを伝えなくちゃならなかったんだけど、
     監督にダメ出しされまして。
お前はわかりやすいと(笑)
     散々叩かれて、この“黒田”になったんですけど…」


島田 「厳しかったんですねぇ?」

 西谷ダメなものはダメですから(笑)」

そんなキビシー演出のおかげで、こんなに素敵な“黒田”が出来上がったんですね(笑) ありがとう♪>監督


「芯の強い女性“矢上紗江子”という役を演じるにあたって、
どんなところが難しかったですか?」という質問に、

 天海 「やればやるほど、難しかったです。
     でもそれを、簡単に出来ますよーというふうに見せるのが
     私たちの仕事なので。 詳しくは言いたくありません(笑)」

素晴らしいプロ意識(^^)

 天海 「織田さんが“黒田”として的確にやってくださったので、
     私も“矢上紗江子”でいられたのかなぁと思います。 ありがとうございました。」

…と、織田さんに向かってお辞儀。 いえいえ…というふうに、織田さんもお辞儀。
お二人向かい合ってお辞儀し合ってました(笑)


亀PからネタバレOKの許可が出たとのことで、西谷監督から一つ撮影エピソードが。
(ストーリー上、ネタばれしても問題ないかなと思われますので、ここに書きますね)

【アマルフィに到着して、紗江子が一人で階段を上っていくシーン】

 撮影スケジュールが間に合わなくて、ローマで織田さんを撮ってる時に、
 アマルフィに天海さん一人で行ってもらって、撮影したそうです。
 (本隊は織田さんについてたので、天海さんはイタリア人スタッフと)
 だから、あの階段を上るところは、本当に紗江子の心細い心情のまま
 孤独に歩いてもらったんだそうです。

 織田 「狙いだったんですか?(^^;;」

 西谷当たり前じゃないですか!」

 天海 「私だけ(アマルフィに)2回行けたので、よかったです(笑)」


島田 「織田さんは流暢なイタリア語で、凄かったですよね!
    どうやってイタリア語を克服されたんですか?」

 織田 「いや、克服なんて出来ませんよ! いっぱいいっぱいです。
    
(イタリア人の役者は)そんな僕にアドリブをガンガンかましてくるんですね。
     キツイですね〜コロしてやろーかと思いましたね(笑)」
なんか今、さらっとスゴイ発言が…(^^;;

でも、セリフというより、気持ちで言えばなんとかなることがわかった、と。
セキュリティ会社でのあの迫力ある一連のシーンは、
台本無視して、ガーーーーッとイタリア語で言ってるんだそうです。
だから、その撮影が無事に済んだ時は、みんなでハグしたいほど嬉しかった、と仰ってました。

あそこ、ホントかっこいいもんねぇ!( ̄▽ ̄*)
特に、まくし立てた後の「ハ〜ン?」なんかは、感情の高ぶりから自然と出たものなんだろうなぁ(笑)


 天海 「私は今回は、イタリア語が喋れない役だったので、もう、セーーーーフ!という(笑)
     織田さんは、コーチングしてくれたイタリアの方とコソコソコソコソと…。
     (↑そんなに大っぴらに練習できないからという意味)
     あぁ、大変だな〜織田さん、と(笑)」

そこまでして努力して覚えたイタリア語だけれど、
「捜査令状」とか、実際は使えなさそうな用語ばかりで、
使えそうなのは「ボナノッテ(おやすみ)」ぐらいだったと。

ここで、「イタリア語で何か言ってー!」というお客さんのリクエストに、

 織田 「イタリアの方、いないですよね?(笑)
     じゃあ・・・・
ボナセーラ
(こんばんは)。

おぉーーーー! 織田さんの生イタリア語っ(゚∀゚)


サプライズ

ここで、スチール撮影に…と島田アナが進行しかけたところに、織田さんから。

 織田 「ちょっといいですか? 実は、この作品に欠かせない素晴らしいキャストの一人が
    
もうすぐ誕生日を迎えるということで。
     チームアマルフィから、ささやかなプレゼントをしたいんですけど…」


と、織田さんから、来たる8月8日に誕生日を迎えるという天海さんへ贈られたのは、
藤の籠に入ったワインと花束♪
ワインは「バローロ」というイタリアワインで、花束は、イタリアを表す三色のお花だそうです。

 天海 「えぇええ?? ・・・ビックリ・・・・・」

 織田 「美味しいイタリアのワインも入ってますんで。
     大丈夫? 手が震えてますけど(笑)」


 天海 「ありがとうございます。 人前じゃなかったら、泣いてたかもしれません。
     すごく嬉しいです!」

感激でうまく話せない天海さんが、すごく可愛かったです♪


そのプレゼントを持ったまま、フォトセッション

最初はスチール撮影。 次に、TVカメラ用の動画撮影とのことで、
「やりにくいかもしれないけど、手を振ってください」と言われ、
照れくさそうに、ちょこっと手を振っていた織田さんと西谷監督でした(笑)


最後に、織田さんから一言。

 織田 「もう公開から2週間が経って、僕たちも
     『アマルフィ』の余韻に浸っていられないかと思ってたけど、
     こうして皆さんのお顔を見ていると、
あぁ、やってよかったんだなと思えます。
     次の作品も、絶対に期待を裏ぎら…うらがら…裏切らない作品を
     作りたいと思ってますので、また是非劇場でお待ちしてます。
     どうもありがとうございました。」


最後の最後に、何故か噛んでた織田さん(爆)

退場の際、入場と同じ出入口のところで客席に向かってお辞儀をし、
バイバイと手を振って笑顔で去っていかれました(*^^*)


おまけ@リアル紗江子?

そんな感じで舞台挨拶が終わったのが、17:20頃。

ヤバい…思ったより時間が長かった。
私がとっている帰りの新幹線のチケットは、18:00東京発。
間に合うのか?(^^;;

とりあえず、川崎駅へ急げ!!


チネチッタを出るまでが、これまた大勢の人波で時間がかかる(>_<)
ハラハラしながらのろのろしたエスカレーターを降り、
外に出てからは、人ごみをかき分け、ダッシュ!

初めて来た場所だけど、たぶん駅はこっちの方。
こういう時、地理感覚がいいのは救いだ。

人が少なそうな地下街へ降り、案内板を見ながら走り抜け、
混んでいるエスカレーターを避けて、川崎駅の階段を駆け上る!
紗江子かよ!!(爆) <似ても似つかない
これを20回もやらされた天海さん、ホントーにご苦労さま(T_T)


そして、息を切らしてなんとか飛び乗った電車は・・・・・

各停でした(爆)

あぁ…快速とか急行とか、もすこし調べとくんだった_| ̄|○


どーやっても間に合わないと悟った私は、
途中、大井町駅で下車し、びゅうぷらざで切符を払い戻し
(時間ギリギリ@発車2分前だった…)

しばしがっくり気が抜けましたが、せっかく(?)乗り遅れたんだからと、
東京のお友達と急きょ楽しい時間を過ごし、結局、最終の新幹線で帰りました(爆)

ま、結果オーライ(笑)



乗り遅れた後に東京駅エキナカのお店で食べた、レモンのケーキ♪
一応アマルフィ繋がりで、ね(笑)